品名『大根ステーキ＆ふりかけ』
【プロジェクトメンバー】
大阪教育大学附属天王寺小学校 第144期 6年2組全員
※このページの文章はクラスの子どもたちが考えて書いています。
商品コンセプト
和風の大根ステーキ、大根ふりかけは、私たちのユニークで美味しい商品です。厳選した大根の食感が、ジューシーなステーキの旨味を引き立てます。大根を加工し、ふりかけに仕上げ、シンプルな味付けで、できるだけ素材を活かしSDGsにも貢献しています。また、じゃこを加えることで、ご飯との相性も抜群です。大根が好きな人も苦手な人も美味しく食べられるように、パッケージやデザインにもこだわり、私たちの考えた中での最高のクオリティーに仕上げました。
子どもたちからのメッセージ
私たちは、もう食べられなくなってしまった商品を美味しく食べていただけるために、アップサイクル大作戦を実施しております。今回のアップサイクルの素材になっているのは大根です。当パックに表記しております『今夜のおかずが思い浮かばないという悩みを解消したい』という思いで開発に取り組んできました。美味しいと言ってもらえると幸いです。
【第１ステップ】農家さんにきいてみよう
農家さんに実際に来ていただき、いくら大切に育てても、傷一つできてしまったら、お店に出せないという現状を知りました。その悩みを加工することで、解決できないかと考えました。傷ができてしまった大根そして葉。捨てるにはもったいない大根。手を加えれば美味しくなり、再び美味しい商品として変えることができると分かりました。
【第２ステップ】アップサイクルの商品を考えよう
2-①みんなでアイディアを出す
はじめに、クラスの全員が意見を出し合い、商品開発への可能性を吟味し、「柚子煮」、「大根ステーキ」、「大根ふりかけ」の３つに絞りました。そこから、３つの商品それぞれの良さを整理しながら、風味のインパクトや味の濃さなどについて話し合い、より美味しさにこだわりました。
2-②製造メーカーさんと試作・試食！
私たちが出した意見の中から製造メーカーさんが実現性のあるものを選び抜いて、実際に作ったものを試食しました。選ばれたものは「大根の柚子煮」「大根ステーキ」「大根ふりかけ」の3つ。大根のゆずにはゆずの風味が出ており、大根ステーキはよく味がしみており、大根ふりかけは濃い味付けになっておりご飯とよくあっていました。どれも大根の良さが出ていて、とても美味しかったです。しかし、この中から２つ選ぶことに苦労しました。私たちは無駄のない食品の利用、どの年代でも食べれるなどを決め手に選びました。
2-③パッケージで伝えるには？
パッケージに記載する内容が多すぎると読みにくくなってしまいます。そこで、私たちは、「この商品のたくさんある魅力の中からどれを伝えるか？」にこだわりました。その中で気をつけたのは、「買いに来た人に共通している”目的”」です。買いに来る目的はその日もしくは翌日の献立のためなので、最終的に「今夜のおかずに悩むあなたへ」に決定しました。
もう一つこだわったところは、決定したキャッチコピーを「どううまく伝えるか」、「おいしさをどう伝えるか」です。目がつきやすくするための工夫として、「色使いによる雰囲気」「フォントのサイズ、種類」「背景」を独自に考えました。このように、より多くの人にこの商品を食べてもらうために内容面と表現面の両方を工夫しました。
【第３ステップ】商品の販売準備
3-①販売体験に向けて
商品やパッケージが決まったということで最後は販売場所です。今年度は、「天王寺ミオさん」「てんしば MAKIBI PLACEさん」「あべのルシアスさん」の3店舗にご協力いただき出店することが決まりました。たくさんのお客様に私たちの商品を選んでいただけるように、頑張ります。
3－②販売体験当日！！
協力してくれたプロの方々 ＜Special Thanks＞
【農家】堺市 じぃじのバケツ 中井さん＆川端さん
【製造者】吹田市 いんやん倶楽部 福田さん
【デザイナー】大阪市 Woman Adventurer. 加藤麻理子さん
【販売】天王寺MIO、MAKIBI PLACE.てんしば、あべのルシアスビル（順不同敬称略）
【PM・プロデューサー】LFIC 農Coラボ 藪﨑喜子
ご来場いただいても既に売切れていた場合【予約生産】を受付ます。
せっかくご来店いただいたのに申し訳ありません。6年２組の子どもたちと完成させた商品はこちらから追加でご購入いただけます。数に限りがあること、受注生産となり発送までにお時間をいただくことをご了承ください。（こちらの注文ページは3/10からアクセス可能になります）