探究学習コンテンツ検討中の学校・教育関係者の方へ

農家と子どもたち が協働し、商品開発に取り組む6次産業化の探究プロジェクトを学校でも取り組んでみませんか?

日本の教育現場では、総合的な学習(探究)が重要視されるようになりました。しかし、学習は校内で完結することが多く、子どもにとってリアルな出会いや学びを得る場になりにくいという課題があります。

大阪を拠点に活動する「The Lab of Future Innovators andCreators(通称、LFIC|エルフィック)」は、子どもと社会がつながる学びの機会を創造すべく、農家と子どもが協働する6 次産業化などユニークな探究プロジェクトを実施しています。

『先生の学校』が発行する HOPE08冬号に掲載いただきました。記事は下記からご覧いただけます。先生の学校は、教え育む「教育」を超え、「きょういく」を探究し、創造するコミュニティです。※先生の学校へのリンク※

農Coラボによって社会に提供したい価値

子どもたちはプロジェクト探究を通して自ら考え行動することで、課題解決力やコミュニケーション力、表現力など多様な力を身につけ、充実感や達成感、自己肯定感などを得ることができていると感じます。

また、1次・2次・3次産業の全ての仕事現場を垣間見ることで、いろいろな職業の人たちが働くことによって社会が成り立っていると実感できます。自分の将来を考えるキャリア教育の場としても有効であり、また商品開発=アウトプットのある教科横断した学びを実感することが出来るので学習意欲にも結びつきます。

農家やメーカー側としても、子どもが関わることで時間や手間はかかりますが、唯一無ニの特別なストーリーから商品が生まれて形になります。最後の子どもたちの発表には農家も参加してもらっていて、農家さんから「一緒にできてすごく楽しかった」「大人では思いつかないようなアイディアに刺激をもらった」と直接の声をいただき、子どもたちもすごく喜んでいます。

「農Coラボ」の活動をスタートして4年目になり、関わる人皆さんにとってメリットのある取り組みだと大きな手応えを感じています。

目的と期待できる成果

①(挑戦意欲向上、生きる力向上)
農業(1次産業)の6次産業化という、地域・社会との共同プロジェクトを通じ、社会と接続しながら実践的に学ぶことができます。

②(キャリアプランニング能力習得、自己肯定感向上)
1次産業・2次産業・3次産業でそれぞれプロとして活躍する社会人と一緒にプロジェクトを行うことで、自分らしい人生の選択を促進します。

③(学校生活の充実、生活改善、社会人基礎力向上)
教科学習の知識を社会に出た時にどう活かし合うのかを体験できる機会を得ることで、学ぶ意義や学習意欲の向上につながります。

教育×6次産業化で教科横断した学びを実現します

農Coラボを学校に取り入れてもらうことで、子どもたちと社会がつながりを持ちながら学べる環境をつくることが私たちの願いです。

農Coラボには、学校の中ではなかなかできない実践的な体験や学びがたくさん詰まっています。農家やメーカーなど全てこちらでコーディネートできますので、何でも気軽にご相談ください。

「農Coラボ」とは?

農Coラボとは「子どもたちと農家と加工メーカーが協働し、新商品を開発する事業」です。子どもたちが農家の指導のもと農産物の栽培に取組み、プロのデザイナー指導のもと商品のパッケージデザインまで関わり、地域での「こどもマルシェ」等の販売まで経験するという、他にはない「体験学習」と「物語のある商品」を生み出します。

特産品などの地域資源を有効活用することで、学校で学ぶ子どもたちや先生をはじめ、地域の自治体・生産者にもメリットのあるプロジェクトを展開しています。

子どもたちにとっては「プロジェクト型の探究学習×キャリア教育」、農家や加工メーカーにとっては「次世代の育成で社会貢献×6次産業化の差別化」を実現しています。

【カリキュラムの事例①】農家+メーカーと協働し子どもたちが商品開発

下記の事例写真は奈良県五條市の農家で農作業を体験、商品の加工過程にも関わり、対象の農産物である「柿」の特徴などを理解しつつ、生産者の思いを伝えられるよう、パッケージデザインや販促施策の検討、販路開拓、販売体験まで実施しました。

実際の活動の様子

【カリキュラムの事例②】地域の特産品などで農園カフェのメニュー開発提供

下記の事例写真は奈良県五條市で特産品の柿を使ってメニュー開発し1日農園レストランを運営した際の活動記録写真です。農家の要望に応えながらグラム単位でレシピを調整していました。

実際の活動の様子

◆時間と規模(あくまで目安となりますので個別にご相談ください。)

・農Coラボ[全編]フルコンテンツの場合…授業3コマ分×14回(農作業~加工~マーケティング販売・発表)
・農業体験のみ…移動時間を除き授業2コマ分
・工場見学のみ…移動時間を除き授業2コマ分/1箇所
・商品開発の話のみ…授業2コマ分(メーカー開発担当者講師に来校してもらい話してもらう場合)
・商品開発の通し体験のみ…授業4コマ分×2回~3回
・パッケージデザイン制作のみ…授業4コマ×3回
・マルシェ販売体験やカフェ運営体験のみ…授業3~4コマ分
・その他、生き物調査・環境保全型農業栽培体験・収穫体験・クラウドファンディング制作体験など可能
・実施規模は学校単位、学年単位、クラス単位、どの形式でも対応できます。
ただし農家や加工メーカーに訪問する場合には人数制限がかかるケースがあります。

国語、算数(数学)、理科、社会、図工(美術)、ICT(技術家庭・音楽)、校外学習、総合学習など、学習指導要領における教科を横断した内容にすることも可能。

ただいまLFICではモニターで体験いただく学校を募集しています!

モニターに応募するメリット
①学校の費用を使わずに先生の負担が減ります。
②2023年度のカリキュラム作成をお手伝いします。
③実践的な校外学習のコンテンツを提供します。

今回「先生の学校」のメルマガ・記事を見てくださった方でマッチングできた2校に限り、コンテンツ導入費用を無料で提供させていただきます。原則として今回モニターは関西圏が対象ですが、お問合せいただければ次回エリア実施の際にご案内を送らせていただいます。

少しでもご興味を持っていただけましたら、まずは下記のフォームからお気軽にお問い合わせください。

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