中学生の挑戦✧規格外の概念をなくしたい!野菜アップグレード大作戦!
はじめに
規格外は存在しない。
みなさんはこの言葉本当だと思いますか?「規格外野菜」とは、定められた規格(大きさ、形、色)から外れている野菜のことです。しかし「規格外」と呼ばれる野菜はお店で売られている野菜と品質は全く同じです。つまり、消費者である私たちの意識が原因で、規格外野菜と呼ばれているのではないかと考えられます。

☆自己紹介
はじめまして!この度はクラウドファンディングをご検討頂きありがとうございます。
私たちは、大阪教育大学附属平野中学校3年の木村友千華と坂口えみりです。中学校での探究活動「JOIN」で、「規格外野菜」の美味しさと栄養価の高さに着目し、新しい食品にアップグレードさせ、魅力を伝えることで消費者の「規格外」という概念を無くす活動をしています。
☆協力者の紹介
「つじい農園」 大阪府和泉市にあり、農園と消費地が近いのでパプリカを完熟させてから収穫でき、肉厚で旨味、甘味が非常に強く、五感で美味しく食べられるパプリカを育てています。
「パティスリーサタケ」 季節に合わせた美味しいスイーツがたくさん販売されており、過去には様々な賞を受賞している地元で人気なパティシエです。
このプロジェクトで実現したいこと
①「規格外野菜」という概念を無くす!
日本の野菜生産において、「令和4年野菜生産出荷統計」によると収穫量に対する流通しない野菜の割合が 13%を超えており、年間170万トンの野菜が流通していません。 その量なんと学校のプール4722杯分に相当するのです。 それらの野菜をなくすためには、この活動を継続し、さらに拡大させ消費者の「規格外」という概念自体を変えていく必要があります。

②「野菜アップグレード大作戦」を広げる! クラウドファンディングの基金を私たちの学校以外の公立の子供たちに寄付し、探究活動を行う基金にしてもらうことで「規格外野菜の概念をなくす活動」自体を広げていきたいと思っています。

プロジェクト立ち上げの きっかけや背景
私たちが小学4年生の時の「林間学舎」で、大量の残飯が捨てられている光景を見て衝撃を受け、もったいないという気持ちになりました。そこで小学校の探究授業で「食品ロス」に興味を持ち、使いきれずに余ってしまった食材を使ってリメイク料理を作る研究をしました。



小学4年生の時に家庭で余ったパン粉を使って作った ホットケーキ
そこから5年、中学3年生になった今ー
食品ロスが起こる原因を再び考えてみました。一つ目は野菜などの好き嫌いにより、捨てられる。二つ目は農家から出る「規格外野菜」だと思いました。野菜が苦手な人が克服でき、さらに「規格外野菜」の概念を無くすことが出来る食べ物を作る活動をすることにしました。
現在の活動内容
①つじい農園にインタビュー+農業体験!つじい農園さんにインタビューに行き、農業体験をさせて頂きました。 農業体験では、農作業の行程や機械についての説明を聞き、たくさんの工夫をして美味しいパプリカを育てていることが分かりました。 初めての収穫作業では、パプリカ一つひとつを丁寧に収穫することができました。


②「パプリカクッキー」試作! 自分たちで収穫したお店で売る事が難しいパプリカを用いて、大人も子供も手軽に食べられる「パプリカクッキー」を作ることにしました。何度も試作品を作り、先生や同級生に試食をしてもらいどうやったらもっと美味しくなるか、どうすればパプリカの味を最大限に活かすことが出来るか試行錯誤を重ねながら作りました。
③パティスリーサタケと共同開発! パティシエに協力してもらいました。作り方や焼き加減などのアドバイスを頂きながら、クッキーを製造しました。


④商品の詳しい設定 商品を買って欲しい人の年齢や職業などを詳しく決めるペルソナ設定をして商品化の方向性を明確し商品が完成しました。 パッケージデザインでは、同級生にお願いして考えてもらい、私たちの思いをデザイン化してもらいました。包装では、美味しさと安全を保つために工夫しました。

⑤店頭販売
商品開発したパプリカクッキーを販売しました。たくさんの方に買ってもらい、私たちが消費者に直接、活動についてや、規格外野菜の現状を伝え、知ってもらうことが出来ました。

リターンについて
お返しの品やサービスのおすすめポイントや特徴を紹介しましょう。
低価格で応援することができるプラン
①3,000円 御礼のメッセージ
やみつきになるパプリカクッキーの試食ができるプラン
②5,000円 パプリカクッキー[赤黄] お礼のメッセージ
味比べができるパプリカクッキーの詰め合わせプラン ③10,000円 パプリカクッキー[赤][黄] [赤黄]各1箱合計3個セット御礼のメッセージ
希望者の方のお名前をホームーページに掲載
パプリカクッキー以外にも子供達が考えたお菓子を食べられるプラン
④30,000円
パプリカクッキー [赤][黄]各3箱+⚪︎⚪︎小学校が作成したお菓子3袋合計9個セット+
御礼のお手紙 (希望者の方のお名前をホームーページに掲載)
子供たちが考えたお菓子を3種類食べられるお得セット
⑤50,000円
パプリカクッキー [赤][黄]各5箱+⚪︎⚪︎小学校が考えたお菓子5箱+⚪︎⚪︎小学校が考えたお菓子5箱合計20個セット+御礼のお手紙(希望者の方のお名前をホームーページに掲載プロジェクト完了後に報告書冊子をお届け)
スポンサー様におすすめプラン⑥350,000円
新規プロジェクトスポンサー
新商品のパッケージ一括表示に御名前(御社名)を記載
新商品のプロジェクトを紹介するページにスポンサーとして御名前(御社名)を記載
※御名前(御社名)の表示は希望制。個人名を載せたくない等は対応可能です。
プロジェクトの進捗を随時ご報告
新商品の完成品を3個お届け
スケジュール
2月28日 Q-1エントリー
2月25~27 コングラント審査
3日~13日 助走期間
3月3日~6日 間に同級生への案内を配布する、いいねの協力依頼する
3月7日 卒業式
3月
3月12日 高校の登校日
3月14日 クラウドファンディング開始
4月 クラウドファンディング終了
5月上旬 HP開発開始
8月上旬 リターン発送
応援団からのメッセージ
つじい農園 辻井さん

つじい農園の辻井義隆と申します。
24年8月ごろにLFICの藪崎さんを通して中学生さんに規格外のパプリカを提供させて頂き、彼女たちの活動を応援してきました。
この半年間、商品のコンセプトを決め、試作を繰り返し、洋菓子店さんにも助けてもらい商品を完成させ、百貨店で販売まで!
その期間も学業と並行に、農作業も手伝い、時間をさき、より良いもの、お客様の理解が得られる商品の開発に努力されてきました。
そんな彼女たちが、新たにクラウドファンディングを行うということ!是非応援お願いします!
パティスリーサタケ 佐竹さん

パティスリーサタケ 佐竹さんからのメッセージ、パティスリーサタケ 佐竹さんからのメッセージ、パティスリーサタケ 佐竹さんからのメッセージ、パティスリーサタケ 佐竹さんからのメッセージ、パティスリーサタケ 佐竹さんからのメッセージ、パティスリーサタケ 佐竹さんからのメッセージ、パティスリーサタケ 佐竹さんからのメッセージ、パティスリーサタケ 佐竹さんからのメッセージ、パティスリーサタケ 佐竹さんからのメッセージ
大阪教育大学附属平野中学校 教務主任 堀口先生

附属平野中学校の探究学習〔JOIN〕で頑張ってきたふたりです。
「捨てられるかもしれない規格外野菜を、すべての人がおいしく食べられる工夫を発信したい」という気持ちは、多くの人たちの共感を受けて、少しずつ広まってきました。 卒業後も取り組みを続けると聞いて、正直びっくりしましたが、応援しています! ここからはまた再出発になりますが、しっかり頑張ってくださいね。
大阪教育大学附属平野中学校 JOIN担当 松尾先生

中学校でプロジェクト指導担当をした松尾です。 一貫して強い意志をもつ木村さん。難しい課題にも朗らかに立ち向かう坂口さん。 二人に共通しているのは、「畑で育ったすべての野菜を美味しく味わう社会にしたい」という純粋な情熱です。その情熱が、地元大阪の多くの支援と賛同を得て、「パプリカクッキー」を生み出しました。失敗を重ねながらも、諦めず粘り強く取り組む二人の行動力には、周りの人を動かす大きなパワーがあります。 卒業後も今まで頂いた応援への感謝をさらなる力に変えて、二人の思いを全国へ広げて行ってください!
大阪教育大学附属平野中学校 JOIN担当 今井先生

附属平野中学校総合担当の今井博登です。
ふたりは、食品ロスに対する問題意識から、中学校での探究学習を通して、農家さんや洋菓子店さんをはじめ、多くの方々のご協力を得ながら、規格外野菜の魅力を伝えるための活動に取り組んでいました。
企業との交渉、店頭販売など、これまで経験したことのない未知の体験に四苦八苦しながら、そして時には叱られながらも「規格外野菜の魅力を世に発信したい」という思いでがむしゃらに進んでいる姿を見てきました。
「卒業後も活動を続けたい!」と強い志を持つふたりの続編が始まるということで、ぜひ頑張ってください。応援しています!
最後に
私たちは中学校で行った「規格外野菜」についての研究で、たくさんのことを学びました。「規格外野菜」の現状についてはもちろんのこと社会において、研究を行う責任やコミュニケーションなど将来に必要なスキルを身につけることができたと思います。この経験を他の学校の子ども達や後輩にも広めていきたいと思います。
みなさんも私たちと一緒に野菜をアップグレードさせてより良い社会を築き上げませんか?