あなたも大豆畑トラスト運動に賛同して安心して食べられる大豆づくりに参加しませんか?
大豆畑トラスト運動とは、市民が生産地の一定区画にお金を出し、生産者とともに大豆を作り、できた大豆を食べるという運動です。海外から輸入される遺伝子換え大豆ではなく国産の安全な大豆の生産を高めようと、生産者と消費者が手を結んで始まりました。今年で27 年目を迎えます。大豆畑トラストは「タネ」を守る運動でもあります。トラストの生産地では、地域の風土にあった地味豊かな伝承大豆(在来種・固定種)を育て守っています。
ちなみに国産大豆の自給率はわずか7%!!なんと9割以上を海外に依存している状態なのです。昨今言われている「食の安全保障」においても食料自給率の向上は必須。国民一人ひとりが食べものの生産に興味関心を持つべき時代が来ているといえるでしょう。
私たちもこの大豆畑トラスト運動に賛同し、今年はじめて一般募集することにしました。
・加工に適した在来種「ミズクグリ」
・小粒納豆に使われる極小粒品種「スズオトメ」
・丹波の黒豆として有名な「丹波黒」
の3種類の大豆を栽培していきます。収穫できた大豆を使って、様々な加工食品を作るイベントも企画したいと考えています。豆腐・味噌・納豆などなど、いろんな姿に形を変える大豆を楽しみましょう♪
私たちの食卓で「醤油・味噌・食用油・豆腐・納豆」の原料として欠かせない大豆。でも、日本で使われている大豆の90%以上が海外から輸入され、ほとんどはアメリカ産の遺伝子組み換え大豆です。
「国産大豆の自給率を引き上げ、遺伝子組み換えでない安全な大豆を食卓に!」と2000年にスタートした、『大豆畑トラスト運動』。全国各地で運動は拡がり、そのおかげで少しずつ大豆の自給率は上がってきています。ひょうご大豆畑トラスト運動では、たくさんの賛同をいただきました。ゲノム編集食品の問題・遺伝子組み換え食品の表示の問題など、食を取り巻く環境は複雑になり、知らないうちに私たちの生活に影響を与える可能性があります。納豆などに表示されていた「遺伝子組み換えでない」の表示が、ほぼ使えなくなり、この4月から「分別生産流通管理済み」という一般消費者が、理解ができない表示がされるようになりました。
「遺伝子組み換えのものを家族に食べさせたくないな」「遺伝子組み換え作物を国内で栽培してほしくないな」「地元兵庫で安全な大豆の栽培が増えたらいいなあ」こんな思いをつなげていけたらと、今年も活動を行います。ぜひ大豆畑トラスト運動への参加をお願いします。「今年はどんな作柄になるのだろう?」「ぶじに大豆がそだったらいいな」こんな思いもいっしょに共有しながら、この一年、大豆の生育をいっしょに見守りができたらうれしいです。
参加費は1口 1,000円以上から
(何口でも可ですが、賛同数が生産量を上回った場合、口数を調整させていただく場合があります)
畑1反あたりで140口分を受付ます。1口1,000円で140分の1の割合で畑で収穫された大豆を配分します。(配分は天候や作柄による収穫量をもとに変動します。)配分は大豆か味噌、もしくは黒豆から選択可能です。(味噌は配分大豆をもとに計算して製造配分します。黒豆は、50口を募りますが、申込が多数の場合、抽選の結果外れる場合があります。その場合は他の大豆へ振り替えることがありますので、予めご了承の上、賛同ください。)[大豆・黒豆の配布は、翌年の1月から2月頃、味噌の配布は同5~6月頃の予定]
2022年度の味噌の加工が、例年より遅れています。お届けは6月中旬です。お待たせしてすいません。
種まきの頃、6月下旬に庭の一角に、大豆2粒を種まきしてみてください。
うまく育てば、自家製枝豆が楽しめます。豆好きの鳩に、ご注意!!
○6月25日(日) 大豆種まき体験 10時から12時 場所 神崎郡市川町牛尾農場
詳細は別配布のチラシをご覧ください。雨天の場合 延期です。 7月1日(土)になります。
○9月~10月頃 枝豆収穫祭 場所 丹波市市島町 高木力さんの畑と農の学校見学
○11月頃 大豆収穫体験 場所 神崎郡市川町牛尾農場
・高木さんは機械を導入されているので、農作業のお手伝いはほとんど必要とされていませんが、生産者と消費者の交流の機会として、秋に恒例の枝豆収穫祭を開催する予定です。
・牛尾さんは大豆用の機械が一部しかなく、種まきの体験イベントを6月25日に開催する予定です。
・農の学校さんは有機農業生産者を志す生徒さんの授業の一環として参加されます。、枝豆収穫祭の時に、圃場見学をしました。
イベントの日程や詳細は決まり次第、大豆畑トラスト通信・イベント応募チラシ・Facebookなどでお知らせします。ご不明の点はメールにてお問い合わせください。
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