私は初めてカシューナッツの木を見ました。木には、洋梨みたいなものがなっていて、下に、そら豆に似たものがぶら下がっています。最初は洋梨みたいなところをわったら、種があってそれが食べれると思っていました。本当はそら豆に似た部分がカシューナッツだとわかりすごくびっくりしています。
【カシューナッツのこと】
・カシューナッツを焼いて焦げたところなどをとって、カシューバターが作られている。
・カンボジアから日本に送られて、お店やネットで売られている。商品名『よくばりナッツ』
・最初は砂のように乾いていた土に種を植えていたが、何年かたつと緑がいっぱいになって
いい土になっていく。
・カンボジアは四季がなくて、二季(雨季、乾季)です。雨が降るタイミングをみて種を植える。
・実がつき採れるまで5~6年かかる。
・カシューの種はとっても硬い。特別な機械で割る。
・カシューアップル(花托)は酢、酒、ジュースとかにできる。果肉がやわらかすぎて汁が出る
ため、遠くへ運べない。現地では落ちたまま腐って捨てたり、牛の糞とまぜて肥料にしている。
・カシューアップルは果汁が多く、タンニン(渋味)があって桃みたいな味。ジュースは砂糖を
入れてつくる。
・お酒をつくるときは足で踏む。
・ウルシ科なので直接さわるとかぶれる。
・皮は染料になる、樹脂でゴムがつくれる。
・カシューの木にも種類があってカシューアップルが赤、黄色。それぞれ大きさが違う。
・種子の殻から油分がとれて、塗料のもとになる。木で家をつくる。
【調べたこと】
私はイモムシが好きでなので、カシューにイモムシがつくかを調べてみました。
クリキュラという蛾の幼虫がきて、葉っぱを全部たべてしまうそう。カシューには害虫です。でも繭をつくる野蚕で、そのシルクはゴールデンシルクといって着物の帯になって日本でもうられています。
カシューから色んなものができるけど、実が取れるまで時間がかかり、種を乾燥したり、焼いたり、割ったり、とても手がかかります。そしてウルシでかぶれたり、生のカシューは毒成分があったり危ないのでカシューを育てることはとても大変なことだと思いました。
カンボジアでは壊れた物を捨てずに直して使うそうです。捨てずにどう使うか?それはカシューで色々つくって利用することにも役立っていると思う。自分たちで色んなものを作って売る事ができれば、お金がもらえて仕事が続けられると思った。カシューが増えたら、繭を育ててゴールデンシルクも作って欲しいです。
【できることってなんだろう】
カシューとか物を買って応援する。
買い物では安全なものか、おいしいか、値段が安いかだけじゃなく、仕事や商品にあう値段がついているか考える。
カシューを育てるには、異常気象のことも考える。地球温暖化をふせぐために節電したり、プラスチックを減らす努力をする。一人ではかえられないから、多くの人に知ってもらい、協力して続ける。
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